2007年11月20日

きずな

また母から電話が来た。金銭面で仕方ないから、と不安の残る場所を選ぶなと昨日と同じことを母は繰り返した。そして多分こちらの方が肝心で、野の子はそんな場所で大丈夫なのか。私の両親にとったら何よりも大切なたった1人の孫娘である。そしてそれは結論として、私たちにとっては両親たちから離れないための選択肢だった『銀花をどこか、預けてはどうか』…考えただけで泣きたくなる選択。今まで何度も脳裏に浮かんで消えた。銀花のいない生活は私には考えられない。しかし土砂崩れに合ったことは情け容赦なく私たちに悲しい選択を迫る。銀花を選ぶことは野の子と両親を多かれ少なかれ犠牲にすることなのだ。両親はわかってくれている、そして私は甘えている。しかし孫を犠牲にすることは祖父母には絶対に許されないことだった。電話を切ってから野の子を呼んだ。もう5年生だ。私は野の子の選択を尊重しようと決心した。野の子は即座に銀花がどこか行くのは絶対いやだ、と言った。そしてすぐ両親に電話して自分の意志を伝えた。これで良かったのだろうか…しかし嬉しかった。
posted by ミチル at 18:40| ☀| Comment(16) | ペット ロバ  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同級生の獣医の方が言っておりますが、銀花ちゃん一頭より、今は多頭飼育している動物の崩壊飼育が問題になっているから、家もそう言う方が借り難いのではないかと言われました。自宅ならともかく、借家で返す場合元に戻せないものがかなり出てきてしまうでしょうからね。親を看る様になる時が必ず来ます。それを頭に入れて飼う動物は考えないといけないですね。馬は30年生きるかもしれません、カラスも30年生きるかもしれません。犬猫は20年生きるかもしれません。それを拾う前に考えましょうね。拾ってしまったら最後まで責任を持つ覚悟で拾いましょうね。これから何が起こるかなんて誰にも判らないのですものね。起きてからではどうしようも出来ない、そうならない程度に止めておきましょうね。現実を常に見て、命の問題では後悔のない選択をしなくてはなりませんね。子供もいずれ巣立ちます。30年後野の子ちゃんが側に居るとは限りません。自分の出来る所でするしかありませんからね。私は自分が出来る所以上は、命の問題ですから不幸にしたくないから止める勇気も必要と思ってしてきました。数限りなく救いたいけど、現実には無理。沢山数が増えている所の方は優しくて見捨てていられない、だけどその救いが多くの数の命を脅かしてしまうという事が現実なのですね。手に負える所でストップする勇気を持ちませんとね。これは常に自分に言い聞かせている事です。
まず野の子ちゃんの事を考えて(親を必要とし、親もしてあげないといけない時期ですからね)、それから親(動けるうちは良いけど、動けなくなった時の事も考えてね)、そして動物、これは人間が全てを奪っているのですから、少しでも生きてよかったと思ってくれる命を過ごさせてあげたい、出来ないなら生きる道を奪ってはいけない、そう思っているのです。野の子ちゃんは心が優しいからこれからも沢山居る分、沢山辛い思いもしなくてはなりません。それを味合わせてしまう事は矢張り親の責任だと思うのね。子供に出来る判断は眼の前の事だけでしょう。奥深い所は親が責任持たないとね。あっちにもこっちにも良いという事は多分出来ない。どこかに犠牲が必ず出るでしょう。その判断は野の子ちゃんには重いと思う。長い将来を見るだけの力はまだ無理でしょう。正しい判断を幸ちゃんとじっくり話し合って下さいね。
Posted by sutemaru at 2007年11月20日 20:50
sutemaru先生♪ありがとうござあます。ここでずっと暮らして行かれるなら本当に良かった。しかしやはり引っ越さなくてはならないと思うのです。平凡な日常は何が起きるかわからない、簡単に崩れることも知りました。引越すならより東京に近くと思っていましたがそれも不可能なのが現実です。銀花はここでの暮らしを考えて飼いました。ロバと暮らすにはこんな山奥です。私の中では銀花はもう1人の娘です。やはり今後のことを考える時にも銀花をどこか預けることはかわいそうで今は考えられません。私たちもこんなことになって親たちの老い、自分たちの老いも真正面から向き合わなくてはならないことに気がつきました。どうすることが最小限の犠牲になるのか…もう少し考えてみます。
Posted by ミチル at 2007年11月20日 21:59
2回、長文を書いたのに、消えちゃった…
だから、ひとこと

こどもをサイコロにしないで!
おとながちゃんとしっかり考えて、人生の舵取りをしっかりやってください。
山の上の家だって、命をはかりにかけるほど不便な所ではなんでしょうかね?
わたしには、わからないけれど
Posted by 春駒屋 at 2007年11月21日 01:22
2回、長文を書いたのに、消えちゃった...
だから、ひとこと

こどもをサイコロにしないで!
おとながちゃんとしっかり考えて、人生の舵取りをしっかりやってください。
山の上の家だって、命をはかりにかけるほど不便な所ではなんでしょうかね?
わたしには、わからないけれど
Posted by 春駒屋 at 2007年11月21日 01:25
こどもをサイコロにしないで!
自分の人生、自分で責任持ってください。
そも、親を看取って、そんなにカンタンなことではありませんよ。
ってか、命を看取るって、半端じゃないです。
Posted by 春駒屋 at 2007年11月21日 01:44
ごめんなさい
おんなじこと、全部送信されていたのね…
ごめんなさい
Posted by 春駒屋 at 2007年11月21日 01:50
春さん♪いえいえ、大切なこと何度も言っていただいていて良かったです。銀花のことは私自身さんざん迷って来たので昨日もし、野の子があまり遠くに行きたくないと言ったらその野の子の意見は絶対却下すまいと思ったんです。野の子にとってはここを引越すこと自体がものすごくいやなことでさらに動物たちがいなくなることは耐え難いことなんだなと思いました。ここまで追い詰められると大月の、上がる道が怖いあのななめった家でも良いように思えて来ます、私はね。銀花を預けなくてはならないくらいなら…
Posted by ミチル at 2007年11月21日 08:19
老いていくという事・は結構重い課題です。
判っているようで、現実の親時間(その世代の)に合わせて生活するのも中々大変です!

今までと優先順位が確実に変わるから、その時々に何を第一にするか‥できるか‥何を捨てるか‥だと思います。
Posted by クロの継母 at 2007年11月21日 10:37
クロ継ちゃん♪確かに…重たい現実が横たわっています。優勢順位も老いとともに変わって行く。何を選び何を捨てなくてはならないのか…今までの20年間は本当に好き勝手できたことを今改めて見直すチャンスなのかもしれません。じっくり考えてみます。
Posted by ミチル at 2007年11月21日 12:23
肝腎なことを書き抜かしていました。
ご自分が≪腰抜け≫になったと自覚しているのに・・・平常でも困難な判断を求めるっていうのは、酷なんではなかろうか。
だって、野の子ちゃんも被災者なんだよ。
親が判断して、危険の無い状態にしてくれなければ、不安は大人の倍なんじゃないのかな?
Posted by 春駒屋 at 2007年11月21日 20:52
大きな課題に考えても考えがまとまらない。私は最初から、野の子ちゃんのためには、今の場所から遠いところへは引っ越さないほうがいいと思っていた。三人の親を送り、今認知症の義母を看ていますが、大変な事です。ミチルさんは一人っ子ですべて自分にかかってくるのだから、覚悟がいりますね。頑張っているミチルさんには、つらいことばかりですね。道が開かれますように。
sutemaru先生の動物に対する考え方、心に響きます。
Posted by けいこ at 2007年11月21日 23:01
春さん♪本当にありがとう。野の子はここでずっと暮らしたいのです。子供ってほんとに目の前のことで友達と離れることが一番大きくて土砂崩れに対する恐怖心より自分が未知の土地に行く不安が大きい。口には出さないけどね。なので私は母からも言われ野の子にとってさほど生活の範囲が変わらなくて済む(スイミングとかピアノとか)近場に移って銀花はどこか預かってもらおう、毎週会いに行って遊べるよと言ったの。私は正直言って野の子はスイミングもピアノも一緒に習ってる友達も大好きだから喜ぶだろうと覚悟して言ったの。銀花と離れたくないのは私の気持ちだけだから。そうしたら即座に銀花を選んだの。そのことで決定できる簡単なことは一つもないしちゃんと野の子の将来を考えてこれから説得しなくちゃいけないかもしれない。だけど少なくともその気持ちだけはわかったので私は銀花のために強引に野の子を遠くに引きずって行かなくてすむと思いました。
Posted by ミチル at 2007年11月21日 23:32
けいこちゃん♪sutemaru先生も春さんもけいこちゃんも立派にご自分たちの肉親を送って来た方たちだから重く受け止めています。絶対やってくる介護の日のためにどうすることが一番良いのか…答えが見つかりません。
Posted by ミチル at 2007年11月21日 23:39
私も野の子ちゃんの事が一番気がかりです。1年後中学生になると生活は大きく変わると思います。精神的にも学校や友達のウェイトが大きくなり、揺れ動く10代を過ごしていきます。結構あっという間ですよ! 私自身娘に親として何を2年後に家を出ていくかもしれない
Posted by Jun at 2007年11月22日 01:48
あらゴメンナサイ! 推敲中のを送っちゃいました… 私はあと2年しかないけど、娘の為に何をすべきなのか考える事にしました。私も長年八方ふさがりで自信がなくて、あれもこれも満たすにはどうしたらよいのか分からずに来てしまった。これからも本当に吹っ切れるのか分からないけど、親としての役目を考えて答えを探すつもりです。 ミチルさん、短期間で引っ越す場所を見つけるのは大変だと思いますが、この先成長して、新しい世界を広げていく野の子ちゃんにとっての環境をまず考えてみて、じっくり検討してみたらダメ親の私が言える立場じゃないんだけど…
Posted by Jun at 2007年11月22日 02:23
JUNさん♪野の子のことも心配していただきありがとうございます。今の状態が親としては一番かわいそうな気がしています。本人やっとここを引っ越すことに納得したのに行き場がなかなか見つからず、先日G先生に恐怖はとれたけど今は不安ねと言われました。だけど中学になる前の引越しはまだ良かったのかなと思います。子供には子供でちゃんと社会があってルールがあって大人にはわからないところで悩んでたりするものね。私も口先だけで安心せずにしっかり野の子を見てやらなくちゃなぁと思ってます。だけど最近は野の子に助けられてる方が多いかなぁ(笑)
Posted by ミチル at 2007年11月22日 17:43
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