タオルケットを一枚出して寝た。
寒くなるといつも以上に猫たちが
来るから重たくて寝返りがうてず
朝起きるとぐったり疲れている
(^^;)
そして今朝も霧雨の中。このくらい
涼しいとさすがのデブミチルも
汗が出ない。山も何となく秋っぽい
犬たちの後ろにススキとクズの
ピンクの花
こちらは夏の花、ムクゲ
今日も落ち柿狙い
柿狙いは銀花だけじゃない
これはなに蜂なんだろう
スズメバチみたいな縞々だけど
そんなに大きくない。ロバの銀花は
熟して道に落ちた柿しか食べない
のに、蜂の方が柿泥棒だね
今朝はつる君が出てこない。
二階にもいない。いそうな場所を
探したら棚の上の猫トンネルの中で
寝てる。というか昏睡状態で
呼吸がおかしい。すぐおろして
寝かせる。昨日の夜はいつものように
夜ご飯をせがんで少しだけは食べて
くれて寝る時も温かくしてやって
箱に入って寝ていた。こんな急に
来るなんて。。
いつもの場所にそっと寝かせてやる。
昏睡状態だけどなでてやると
手をうごかす。軟便が出ている
のできれいにしてやっていつもは
いやがるので絶対さわらないように
していた目ヤニもとって鼻も
そうっとふいてやった。そして
ちょびっとあいてる口にレスキューを
一滴だけ垂らしてやった。
夕べまでのことを思うと余りに急変
だったけいつもの暮らしの中で送って
やりたい、というわたしの気持ちを
まるでわかっていたみたい。
そして自壊して痛みが出て食べる
こともできなくなってきたら
安楽死も考えなくてはいけないと
思っていたことも。。。
不安定になっていた呼吸が間隔が
開くようになり、わからないほど
静かに旅立った。3時ごろだった
しばらくはこのままおいてやろうと
思ったらいつもはナマケモノ的な
動きのちゃげるが二度もつるくんを
くわえて持ち去ろうとしていた。
でも玄関に出すのはかわいそう
だったので穏やかなぴみが一人で
暮らしてる子ども部屋の窓際に
安置した。
つるくんは今見たら2007年に
拾った猫だった。
http://akiyamakoubou.seesaa.net/article/49522327.html
土砂災害で長くすてまる先生に
預かっていただいた時、つる君が
弱いと先生に言われたことがある。
全身ノミだらけで拾い栄養失調も
あったと思う。ごろごろすりよって
のどはならすけどだっこは嫌い。
カケションもけんかもすることなく
手のかからない子だったが、今年
3月、口中に扁平上皮癌との診断で
口の中なので手術はできず
これからはおいしいものをたくさん
食べさせてあげてと言われていた
http://akiyamakoubou.seesaa.net/article/457935382.html
今日までよくがんばってくれたと
思う。がんが自壊したり痛みが
出たらどうしようかと思っていた。
治る見込みのない病気で。でも
つる君の命をここで断ったら
つる君は納得できるんだろうかと
毎日自問していた。動物は
自分の病気に対して未来の不安も
悲観もしない。ただただ今を
生きてるから。それを悲観がる
のは人であってつい動物に投影
してしまうけど本当はかわいそう
でもなんでもなくつる君は今を
自分なりに普通に生きていたのだ。
幸い夕べまでは自分から食べて
いてくれたのがすくい。口の中を
気にはするが痛がってはいなかった
から。わたしはいつも動物を
送って後悔がないことは一度もない。
それは多分動物を飼ってどれほど
世話をしてみとった人も同じだろう。
だけどたったひとつだけ、絶対に
よかったと思っていることがある。
自分が先に死なずに看取って
やれたということ。
動物を保護するということの
究極は看取ることだと思うから。
ペットショップやブリーダーで
生ませた犬猫に関しては知らないが
わたしはこれでひとつ責任が
果たせたように思うようにしている。
今までつる君を応援してくれた
皆さんどうもありがとうございました
空の国には猫仲間もたくさんいるし
たよりになるめぐがいるから
迷うことなく今頃みんなに会えて
いるかなと思います。あした
慈恵院につれていきます
ゆうべのつる君。昨日も貼った
写真だけどまさか今日死んじゃう
なんて。。。
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でも突然でしたね。
人間のモノサシではかってはいけないと私も思います。
最良かどうかなんて、それぞれだから。
つるくん、安らかに。
つる君、ミチルちゃんちの子になって幸せな11年だったね。
つる君も頑張ったね!
こういう形で送ってやることができて
本当によかったです、つるくんは多分
わかってたんだと思う。動物って
なんか、わかるんだよね。こちらが
あぶないかもなんてドキドキしてる時は
死なないであれっ??という間に
さっさと行っちゃうことが多い。
それに展覧会が始まることもわかっていたのかも
しれないなと思いました。ごはんくれ〜〜って
甘えて少し甲高い声で鳴くつる君の声が
聞こえてきそうです。でも今はもう
食べたいだけ食べられるようになったね。
ありがとう。
がんばっていました。がん宣告されてから
半年、亡くなる前日までは自分から食べていたので
飼い主としては救われる思いです。うちの子に
なるより、たった一人で大切にされて愛情も
独り占めできるお家の方が絶対幸せです。
つる君は弱かったので里親探しはしませんでした。
次生まれ変わったらたったひとりで飼って
もらえるおうちに拾われるんだよと
言いながら今日お見送りしてきました。
こっちの気持ちを上げるのが大変だよね。
でも動物たちの前で病気でもないのに
こっちがめげるわけにはいかないと
いつも思うんだ。まだ11歳だったのが
残念です。猫をがんで亡くしたのは
はじめてでした。お空にはめぐがいるから
今はそんな気持ちになれるようになったよ。