2014年04月06日

げんさん訃報(長文失礼)

今朝、すてまる先生よりメールで
げんさんの訃報を知った。
げんさんがいつうちに来たのか
思い出している。銀花が来た時は
もういたから10年くらい前のこと
だろうか。

akiyamakoubou-2006-07-09T22-44-40-1.JPG

当時父娘で合気道を習いに行って
いた。その先生がブリーダーも
やっていて「良い子がでないから
いらない」と貰い手を探していた
ので、当時義母をなくし寂しい
日々だった義父が引き取りたいと
いうのですぐ貰い受けた。もらいに
行ってそのまま義父の家に直行、
家の中に入れる前に少し歩かせようと
リードをつけて歩いたのだが、
歩けない。リードがからまって
どうしたらよいかわからなくて
立ち止まってしまうげん。。。。

生まれてから5年、一度も柵から
出してもらっていなかった。自称
ブリーダーのおっさんは運動場と
言っていたが生まれてから一度も
外を歩いたことがない犬だった。
とりあえず義父に引渡したのだが
翌日には義父がギブ。どこにでも
つきまとって何もできないと。。

それですぐ迎えに行ってうちの子に
したのだが何しろ何もかもが
はじめてのことばかり。当時うちは
気の良いシェルティのさたろ、
ちょっと神経質なおばあさんの
ちゃっぴ、能天気ゆり、まだ子どもの
いちご、そしてでかくなってきた
めぐがいた。メス犬たちには問題なく
仲良くできたのだがオス犬には
どうしてもだめ。人の良いさたろが
ニコニコしてよっていくと歯をむいて
うなりがぶっ!!!何度も仲裁に
入りわたしは何度も足をかじられた。

住宅事情もあり、何とかさたろと顔を
あわせないように部屋を割り当てて
そのうちすぐ山の家に引越しそこでは
悩んだ末、さたろとちゃっぴ老犬組を
庭に自由に出入りできる別室にして
げんをふくむ若犬たちをリビングに
おくことにした。それでもげんは
すきあれば人のご飯を狙う。何度も
めぐに叱られてもどうしても狙う。
ゆりといちごはよわっぴだったので
見てないとげんにご飯をとられてしまい
見かねためぐが叱り飛ばすのだが
げんの方は本気で反撃するので
血だらけになるのはいつもめぐだった。

akiyamakoubou-2007-02-19T13-38-26-1.jpg

わたしに犬をきちんとしつける
能力もなく、信頼していた犬馬友達
にも相談、その友達に一言言われた
「この子虐待犬だよ」。。。。

akiyamakoubou-2007-06-19T14-20-39-2.jpg
げんは悪くない。げんを利用する
だけの元の飼い主が悪い!!
げんが少しでも他の犬たちと同じ
ことができるようになった時は
家族は嬉しかった。なかなか川に
入れなかったげんが泳いだ時は
こちらまで嬉しくてみんなで川に
入ってげんと遊んだ。
akiyamakoubou-2005-12-07T14-10-59-1.JPG

そんなこんなスリリングな犬ライフ
毎日ハラハラしたりドキドキしたり
ところがそんな2007年9月、台風で
うちは土砂災害にあってしまい、
たくさんの動物たちをおいて避難
なんかできずにいたらいつも
助けてもらっているステマル先生が
うちの動物たち、その頃介護が
始まっていたさたろはもちろん、
カラスのダイやインコのピッチも
全部預かって下さることになり
全員を2往復して都内の先生のお家に
連れて行った。げんを含む若犬たちは
二間続きの広いお部屋に住まわせて
もらい、ちゃっぴとさたろの老犬組は
古い和風のモダンな畳敷きの部屋に
住まわせてもらった。ご近所の方が
毎日散歩に連れ出して下さり、先生の
さすがの人脈で多くの方に犬も猫も
可愛がっていただいた。

若犬たちの部屋では相変わらず、
社会性がどうしても身につかない
げんが隙あらばゆりやいちごの
ご飯を狙いそのたびいつものように
めぐに叱られる。めぐは秋田ミックス
だから大きくて小さなげんを上から
押さえつけ顔の前でがうがう、
がうがう!!っと激しく吠える。
それを見ていたご近所の方が
この集団の中にげんがいることを
とても気の毒に思ってくださり里親を
申し出てくださった。最初は
ののこも絶対に嫌、げんだって
かわいいうちの家族だからと。
わたしたちは考えた。もっとも
ステマル先生は動物にとって悪い
ことは絶対にありえないから。
悩んだ末、里子に出すことにした。

http://akiyamakoubou.seesaa.net/article/58659396.html
めぐが怖くていつも伏し目がちに
暮らしていたげん、多頭飼育では
かわいそうなことはわたしたちが
一番わかっていたこと。新しい
おうちは一人っ子としてこれ以上
ないというほど大切にしてくださり
げんはおしゃれな都会のドッグカフェに
連れて行ってもらったり、箱根の
別荘に連れて行ってもらったり
ママがちょっとお買い物の時も
ひとりでお留守番すると泣いちゃう
からとペットホテルにあずけて
もらったりと田舎の山の犬から
一気にシティボーイになりいつも
かわいくトリミングもしてもらい
別犬のように愛らしい顔つきに
なっていった。会いに行った時↓

http://akiyamakoubou.seesaa.net/article/60552605.html

あれから何年たったのだろうか。
でもこれがなくなる一週間前の
写真???と思ってしまうほど
まるまるとして、老犬特有のがりがり
した感じもなく、顔もわたしたちが
知っているいたずらっ子のげん
そのもの。年をとると表情が乏しく
なるけどげんは幸せいっぱいで
からだは年をとっても心は子どもの
まま、優しいママに甘えることが
できたのだと思う。

2807016_2060401319_64large.jpg2807016_2060401326_129large.jpg
げん、良かったね、お前ほど幸せな
犬はいないよ。げん、うちに
おいてやれなかったけど結果的に
こんなに幸せになれたんだもの
ほんとうに良い犬人生だったね。
これからはお空の上からしっかり
ママをお守りするんだよ。
げん、まっすぐ天国へ登るんだよ

2807016_2062743801_207large.jpg
posted by ミチル at 23:51| 山梨 ☁| Comment(6) | お別れ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうですか、あのゲンが

私も先日sutemaru先生の記事を拝見して
元気なんだなー幸せそうだなーと思っていたところでした

本当に幸せに穏やかに暮らせてよかったよね
会えなかったなー残念だなー
Posted by uniken at 2014年04月07日 06:32
ゲンさん、懐かしいです!
とっても穏やかで、幸せそうな顔してる。
ののちゃんの気持ちを思うと複雑だけど、幸せな人生で良かったです。

ゆりが若い〜!
月日の流れを感じます。
Posted by さゆり at 2014年04月07日 09:02
お久しぶりですね・ゲンさん。

そうか…虹の橋を渡っていったのね!
でも幸せな時間が流れて良かった〜(合掌)
Posted by クロの継母 at 2014年04月07日 11:37
うにちゃん♪飼いやすいとは言い難かった
げんさんを
ママさんはほんとうに大切に慈しんで
くださいました。
手で叩くと痛いからスリッパで叩くといい、、
なんていう人のところから出てきたは
いいけど今度はうちのめぐにがうがうされて
かわいそうな人生前半を埋めてたっぷり
あまりある、素晴らしい犬人生を送らせてもらいました。
何しろのの子がげんに会いに行った時
「ののこもここのおうちでもらわれたい」と
言っていたくらいだから!!
今はママさんが心配です、早く元気になって
欲しいです。
Posted by ミチル at 2014年04月07日 22:56
さゆちゃん♪今更ながらほんとうに長い
お付き合い!
こんなわたしに変わらぬお付き合いをして
くださって心から感謝しています。
いつもさゆちゃんの幸せを祈ります!

人間は長生きだからどうしても先に見送らなくちゃ
ならないからどれほど泣いても寂しくて悲しくて
戻ってきてくれるならなんでもすると
思ったりしてもお別れはやってくる。
今はママさんが早く元気になってほしい、
げんはもうたっぷり愛情注いでもらって
ママさんにわがままいっぱい聞いてもらって
だから顔なんかうちにいた頃と変わらない。
犬も猫も年をとるとみんな表情が乏しくなって
あんまり笑わなくなるのにげんは
この写真見ても昔のままでした。
心は少年のままだったのだと思います。
そのまま旅立てたこと、旅立たせてもらったこと、
こんな幸せな犬はいないと思います。
Posted by ミチル at 2014年04月07日 23:02
クロママちゃん♪クロママちゃんもげんを
知ってくださっていて覚えていてもらって
げんは重ね重ねほんとうに幸せだったと思います。

うちにいた頃はどうしても集団生活ができなくて
どうしたものか度々悩んだけどもらって
いただいたおうちでは一人っ子として
愛情を独り占めできて最後の最後まで
ママさんが大好きで夜、自分のおうちから
抜け出してそうっとママさんのところへ
行って荒い息遣いでママさんが目を覚ましたら
危篤状態になっていたそうでそのまま静かに
息を引き取ったそうです。
今はママさんがとっても心配。愛情深い方だったから一日も早く元気になっていただきたいです。
Posted by ミチル at 2014年04月07日 23:07
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: