いつものうちの動物たちの菩提寺の、府中市にある動物の
霊園に連れて行った。ちゃっぴは柔らかな光にくるまれて
すやすや眠っているよう。

最後にみんなにお別れをさせてやった。ちゃっぴと一番
付き合いの古いゆりは案外そっけなく、いちごはおびえた様子。
てんちゃんに至っては何を勘違いしてか嬉しそうに飛び回っている。
そしてめぐ。めぐは04年に拾った犬たけど、まだ生後1〜2カ月
くらいだった。誰にもなつかず、野良犬のままの状態だっためぐに、
一番年長者のちゃっぴが教育係を買って出てくれた。犬間で
ルール違反的なことをしたらがうっと叱る。めぐは横目で
ちゃっぴを見ながらルールを学んだ。しかし、秋田を父に持つ
めぐはどんどんからだが大きくなりある日、上下関係が逆転して
しまった。
めぐを叱ったちゃっぴに、とうとうめぐが勝ってしまったのである。
以来ちゃっぴとの距離は非常に微妙なものになり、ちゃっぴは
ちゃっぴでプライドもあるから、めぐにおなかを見せることができず
めぐはそんなちゃっぴを目の敵のようにして我が家に君臨した。
部屋を分けるくらいしか、わたしたちにはなすすべがなく、
今ならもう少しめぐを良いボスとして教育できたかもしれないが
当時はもう一対、げんとさたろという、これまた顔を合わせると
取っ組み合いになる犬がいて、結局老犬のさたろとちゃっぴを、
庭に自由に出入りできる階段下の部屋に入れるようにした。
この家でもちゃっぴはベランダに出入りできる狭いちゃっぴ部屋が
あり、普段はいつもそこにいた。それもどのくらい前からだろう、
扉を開けてちゃっぴがこちらをうろうろしてもめぐが平気になった。それはそれだけちゃっぴが年老いた、ということなのだろうけど
長年の確執が少し薄まったのかと家族は嬉しかった。数日前は
くっついて寝ていて本当に嬉しかった。(1月20日撮影)

そんなちゃっぴとめぐだったが、そのめぐが、お別れを
させてやったちゃっぴをいつまでものぞきこんでいて
離れない。

めぐは一体何を思ったのだろうか。
お昼少し前に王さまから今、慈恵院についた、と
写メールが来た。ここにうち歴代の動物たちがみんな眠っている。
もう40匹くらいになるだろうか。向かって左が合同供養塔、
右が実験動物の供養塔。
カロリーエースでお世話になった楽天のアルファさんから
虹の橋のお話をいただいた。この空のどこか、ちゃっぴは
今ごろ自由になって若返って、懐かしいみんなと飛び回って
いるのだろうか。虹の橋のお話に救われた気がした。

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めぐちゃんにとって、ちゃっぴはお母さんだったんだね。
人間の子も、体が大きくなると、親を見下ろしてあーだこーだ言って距離を置くけど、親が弱ってくると最後には寄り添ってくれるものね。
めぐちゃんも、ちゃっぴのそばにいたかったんだね。お別れしたくなかったのかな。ほんとは大好きだったんだよね。
ちゃっぴは、きっと、めぐちゃんにそっと何かを託して行ったと思います。
これからは、めぐちゃんが教育係をおおせつかったんじゃないかな…
ちゃっぴは、教育係、本当にお疲れ様でした。
めぐちゃん、これからは、ちゃっぴから渡された襷を、しっかりつないで行ってねU^エ^U/
めぐも大きくなって寛大になり、ちゃっぴは老いて、最後は寄り添って。
戦友って感じだね。
時間は悲しみも癒してくれるでしょう。
ミチルさんご家族だけでなく、ここを訪れる皆さんの涙がちゃっぴを見送ってくれてると思います。
あ〜夜鳴きが懐かしい・・・
からだも硬くなってなかった。野の子はいつものように
自分の髪の毛を一本ぬいてちゃっぴの顔のそばに
入れてあった。めぐはどうしたんだろう???
本当に一時は犬猿の仲で、挑戦的なちゃっぴに
対して情け容赦なく突っかかって行っためぐだけど
ちゃっぴが衰えて受け入れることができたのだろうね。
母子!?そうか、そういう見方をすればすべて
納得が行くな〜(^_^;)うちにはだれひとり、この子を
見習って!と言えるような子はいないけどそれなりに
めぐも何か学んだのだろうね。ちゃっぴは何を
めぐに託したのだろう。犬たちは今日は一日
寝てばかりでわたしと同じようにちょっとぼんやり
してました。
大げんかになって、もう大きさからちゃっぴが
まけちゃうからそのプライドをどうやって守ってやるか、結局部屋を別にするしかなくてかわいそうな
ことをした。そんなめぐがちゃっぴが一緒にお散歩
行っても平気になって、部屋の中に、すぐ近くにいても
おこらなくなって、寄り添っていた時は目を疑ったけど
嬉しかった。部屋をうろうろしてて目がよく見えないからめぐのすぐ近くまで行って何度かがうっとおこった
ことがあったけどその都度叱ったので最後はちゃっぴが
よたよた来ると席を譲ってました。
ここでいつもみんながわたしのそばにいるみたいに寄り添ってくれて、ちゃっぴのこともわたしのことも
いつもいつも見守ってくれて応援してくれて
さたろの時もそうだった。みんなの気持ちが祈りになってちゃっぴにはちゃんと届いていたと思う。
幸せな犬だと思う。心から感謝の気持ちでいっぱいです。
亡くなる2時間前くらいでその時カロリーエースを
少しなめました。今日も工房にいて何度も幻聴が
聞こえて錯覚しちゃった。うるさいなー、寒いし
ハラ立つなーと思ったのもいなくなるとさびしい。
ちゃっぴのお部屋もまだ片付けられない。
ちゃっぴが残したカロリーエースもまだ残ってる。
過去の記事を見てたら2年前この家に来たころ
ちゃっぴは元気でみんなと一緒に散歩行ってたんだよね。ということは、ゆり、おまえもそろそろか!?(笑)
具合が悪くなると 心配そうに 暖めるように
寄り添ったり…
すごいよね
野の子ちゃん
私も亡くなった子に自分の髪や他の子の毛を入れてあげるんだよ
匂いして寂しくないように…って
今頃ちゃっぴは 元気に走り回ってるよ
ちゃっぴの物 しばらくそのままでいいじゃない?(*^_^*)
まだきっと近くに居るもん
ちゃっぴちゃんの事を今、拝見しました。
昨日は来なくてごめんなさい!
昨日、何故来なかったのだろう!
ほんとにごめんなさい!
只、只、ちゃっぴちゃんのご冥福をお祈りします。
ミチルちゃんちの子で良かった!
そして、ミチルちゃんの家族に見守られて旅立って行ったちゃっぴちゃん、きっと、きっと、ありがとう!って言っているよね。
これ以上、書けない!涙が出て来た。
そうだと思う、私は良く状況が解りますよ。
民宿で、目が覚めたら鏡台の前で老婆が髪を梳かしていたなんて書いたけど、その時の私の心境なんですが女将さんが云うには、遺品の持ち主の老婆が帰るとき、又来ますからね必ず逢いにきますって云ったんだって、送り出しながら生きて逢うことな無いだろうと互いに解っていたそうです。
犬ほど感情を豊かに表現できる動物はいないと思うけど、一緒に居る時間が長ければ長いほど思い出も多いと云う事ですから、心の繋がりも深くなって仕舞いますよね。
http://i3.ytimg.com/vi/2kpNQMBsaHg/default.jpg
目が良く見えない、ツンボなのが解ります。
家内が昨日、この動画を見たいと私の部屋へ来ました。最期を悔いているとポロポロ涙をこぼしていました。
ちゃっぴ、幸せさんですよ。
ちゃっぴの最期を読ませてもらって鼻がツンツンしてます。
ちゃっぴ・最期までよく頑張ったね!
家族に見守られて旅立てるのは幸せだと思います。
あちらに行けば自由自在に走れるから‥‥ね。
ミチルさんも介護の生活 お疲れ様でした。
家も茶〜の一周忌を済まし?ただ今確定申告で悪戦苦闘中です。
霊的な現象は、信じます。今まで何度か経験あります。人間ばかりですけど。あの松の風のこと、あれは、ミチルさんたちへのちゃっぴのお礼とさよならでちゃっぴの魂がしたことですよね。
別れを思うと悲しいけど、元気な限りはワンのいる暮らしが望みです。
ここ数日 1日おきの東京通いで 久しぶりに拝見と思ったら...
ボタボタ涙が落ちてきた。
junkoの波動の乱れを感じたのか 隣からジョルが鳴き叫んでる。
...と思ったら んちしたから お尻拭いてって叫んでいたようだ。
ミチル凄いね。
junkoもうちの子達も見習わなくっちゃ。
ちゃっぴとわたしたちを長い間見守っていただいて
どうもありがとうございました。本当に穏やかに
逝ってくれて、良かったです。これほど長く
一緒に暮らしたからもういないということを
考えるとき、いろんな思い出がよみがえります。
思い出すのはちゃっぴの脱走騒動ばっかり!(笑)
ひょんなことでうちの子になって18年間も
いっしょにいました。そちらも落ち着きましたか。
黒ママちゃんもしんどい時はなりふり構わず
休息してね。チャ〜ちゃんもう1周忌か。。。
時間がたつのはあっという間だね。。。
ちゃっぴとめぐは本当に一時はどうしたものか
困り果てて当時はまだめぐのお勉強もしてなくて
わたしたちは何も知らず、それなのに犬はどんどん
増えて・・・(笑)今ならもっと良い方法があったかもと思うけど当時は部屋を分けることしかできず
ちゃっぴとさたろには申し訳なかったと思います。
世の中不思議なことがあるよね。もしかしたら
そっちが真実なのかもしれないと年を追うごとに思う。
あの瞬間のことは忘れません。わたしにわかるようにしてちゃっぴは空に帰って行ったのだと思います。
>元気な限りはワンのいる暮らしが望みです
この言葉にはすべてが集約されている。自分が見て
やれる限り、やっぱり犬との暮らしはほかにかけがえがない。
うちの場合、捨て犬ばかりだけど一度でいいから
「一匹だけをデキアイ」して飼ってみたいです(笑)
いつも言ってくれて「真実でないとしても」嬉しかった(笑)23日ごろから食が落ちて来ていたので
老衰の場合食が落ちたらいよいよなので覚悟はして
いました。でも最後の朝も少しカロリーエースを
なめてくれたのは嬉しいことでした。病気で若くして
失えばずっしりと心にのしかかるものは大きいし
長く生きて寿命をまっとうしたとしても一緒に
歴史を共有してるからあいてしまった穴は大きい。
それでも人間はいつも、動物たちが生きて行く場所を
作ってやってできるだけ快適に過ごせるよう
サポートしてやるだけでいつまでもそばにいて
欲しいと思うのは身勝手なことだから
ちゃっぴが良いように生きて逝きたい時が来て
逝ったのだと思います。
junkoはお仕事始まったの?体調は大丈夫ですか。
そんで、ジョルくんのおちりはきれいになりましたか?(爆笑)