2010年01月26日

静かな旅立ち

 ゆうべもちゃっぴは二階に連れて行って一緒に寝たが
全く夜泣きをしなかった。昨日からほとんど食べれなく
なって、時々泣くのも立ち上がれなくなっていたり、
歩きたかったり。それでも夕べはまだ支えて立たせてやると
ほかの犬たちの間を少しうろうろしていた。今朝は夕べ寝た時と
同じ格好でほとんど動いていない。朝8時ごろ下に抱っこして来て
いつもの日当たりの良い場所に寝かしておいたら泣いたので
立たせてやったら、ほんの少しカロリーエースをなめた。
 時々バッチフラワーレメディのレスキューを垂らした水を
小さな哺乳瓶で口に垂らしてやったが目は動き、ちゃんと
わたしの方を見てなめる。ずうっとそばについているとなんだか
亡くなるのを待っているようでそれも嫌でいつものように
散歩に行った。犬たちを行って、銀花の散歩に出たが
いつもなら王さまとちゃっぴが来るから銀花は後ろばっかり
見ている。

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昨日ももうほとんど歩けなかったけど、外の風とお日様に
当てるだけだったけど、王さまが抱っこして日向に連れ出したが
さすがに今日は連れ出せる状態ではなくなっていた。

下に下っていつものカーブのところに来た時、急に山の上の松が
風を含んでびゅうっっっと鳴った。なんとなくちゃっぴの魂が
空に登って行ったような気が、その時した。

もどってちゃっぴを見るともう、意識がない。口に水を垂らして
やっても下にもれてしまい、先ほどのようになめようとしない。
目もあいたまま一点を見つめている。何もしてやれることは
ないのだけど、離れられず王さまとわたしでそばに張り付くように
見守っていた。大きく口をあいて、茶色い水様のものを二度吐いた。
動かすのはかわいそうだけどそうっと頭を持ち上げて頭の下に
ペットシーツをしいた。呼吸がだんだんゆっくりになる。
時々口をあけるが呼吸が苦しそうな様子はなく、もはや
ちゃっぴがやっているというより、からだが勝手に反応している。
そして文字通り、最後の息を引き取った。ちょうど時計が11時を
知らせた。静かな旅立ちだった。

まだ息があった時の、ちゃっぴの最後の写真

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 最後まで家で過ごさせてやりたい、という思いはかなった。
最後にちゃっぴの細くなった腕をなでていて、ここに
点滴でそられた跡がなくて、本当に良かった、と思う。
藤野にいたころ、92年ごろからうちにいたから18〜9歳だったと
思う。うちで唯一出産経験のある犬で、子供にやさしい犬だった。
まだよちよち歩きの野の子や一歳違いの隣の坊やがちゃっぴの
リードを持つと絶対引っ張らなかった。長く一緒に暮らして、
めぐとの確執があり、後半の生活ではちゃっぴの笑顔がなかなか
見れなかったのが悔やまれるけど、ちゃっぴがうちの犬になって
わたしたちは本当に楽しい時間を一緒に過ごした。野山を嬉しそうに
かけまわり、一番最後まで帰ってこなくて、やっと戻って来ても
にこにこしてるから叱れなかったちゃっぴ。
天国では若返ってあのとびきりの笑顔を見せてくれているのかな。
今ごろ虹のたもとでさたろに会えたかな。
長い間、ありがとう、ちゃっぴ。

ちゃっぴを心配し、心を砕いてくださったみなさま、
わたしに寄り添うように、見守ってくださったみなさま、
本当にありがとうございました。ちゃっぴにかわり
改めて御礼申し上げます。わたしはまったくペットロスには
なっていないのでご安心ください。家で送ってやれて
本当に良かった。今はそれだけです。

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みなさま、ほんとうにありがとうございました。
posted by ミチル at 23:04| ☁| Comment(16) | 犬たちのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今頃 ミチルさん達の
まわりを元気に走り回ってるよ
私が秋山に行けない分
うちの子達と 会ったりするかもしれないね
うちの子供達 ちゃっぴに 私の悪口言うかもよ
「うちのママは具合悪いのに痛い注射に連れてくのよ!」とかね
ちゃっぴ 私にも 会いにおいで
遊びにおいで
そしてミチルママに
北海道にも遊びに行ったよって 話してあげて
ミチルさん達と暮らせて幸せだったね
Posted by カラス大好き at 2010年01月26日 23:18
本当に長寿でしたね。
ずっと家族と一緒で、最後もみとってもらえて幸せだったと思います。
ちゃっぴは風になったんだね。自由に駆けてるよ!きっと!
Posted by さゆり at 2010年01月26日 23:43
カラス大好きさん♪生き物を飼う以上、看取ってやるのが
最低限の責任だから今日この日を家でむかえてやることが
できて、良かった、と思っています。あとはいつもの
ように、ああすれば良かった、これもしてやれば
良かった、とそれはどんなに何をしても飼い主の側は
尽きることがないから。今はすっかり自由になって
身も軽くなって好きな野山を駆け回って北海道にも
行くかもしれないね。その時はあたまのひとつ、
なでてやってくださいね。
Posted by ミチル at 2010年01月26日 23:47
さゆりん♪92年か93年からうちにいてもう
赤ちゃんを産んでいたから1歳だったとして
少なく見積もっても18歳くらいにはなっていたと
思うの。先日獣医さんでも生きてることが奇跡だ
なんて言われたし。ただやっぱりめぐとの
確執でちゃっぴは我慢を強いられていたから
もう少し飼い主のわたしたちの方で何とか
してやれたかなと申し訳ない思いがあります。
今は犬の天使になってそんなわたしも許してくれてるかな。いつも気にかけてくれて最後まで本当に
ありがとう。
Posted by ミチル at 2010年01月26日 23:54
9月にお邪魔したときは、みんなより少し早起きをしてちゃっぴとお散歩に行った。
ゆっくりだけど一生懸命に歩くちゃっぴと一緒に歩いていると悩み事が忘れられて気持ちが楽になったと同時に私もがんばろう!と言う気になれた。
ありがとうちゃっぴ 野山を思う存分駆け回ってくださいね。
Posted by uniken at 2010年01月27日 00:06
ウニちゃん♪大変お世話になりました!
いま、ちゃっぴはここ、わたしの横に王さまが
急ごしらえで作った段ボールのおかんに入って
寝ています。つい、イスの位置を直したり
ミキサーにかけるものを探しちゃったり
いなくなった事実を認識するにはもう少し
時間がかかりそうだけど、ちゃっぴはこれで
自由になれたのかなとも思います。
そんな風におもっていてくれたんだね。
ちゃっぴ、良かったね!ウニちゃん、ありがとう。
Posted by ミチル at 2010年01月27日 00:14
ミチルさん、
>ゆっくりだけど一生懸命に歩くちゃっぴと一緒に歩いていると悩み事が忘れられて気持ちが楽になった

秋山の人達とちゃっぴ、うにちゃんの追憶が其の全てだね、
物理的なものは全て消えてしまうけれど、思い出はずっと残るから、
お悔みだけど慰めじゃない、悲しいけど一緒に感謝の心でありがとう。
Posted by あき at 2010年01月27日 05:54
ミチルちゃん、ちゃっぴは静かに旅立ったんだね。ちゃっぴとの暮らしは長かったから、思い出いっぱいだね…たくさんの思い出をもって、命を全うできたね。ちゃっぴにお疲れ様とありがとうを言いたいです。
ちゃっぴのように、最後まで一生懸命生きることを、アトムも、私も、諦めませんね。
ちゃっぴが、ニコニコしながら、さたろに再会していることを願い、心から、ちゃっぴのご冥福をお祈りします。
Posted by ミカママ at 2010年01月27日 08:36
あきさん♪おはようございます。ちゃっぴを暖かいお気持ちで見守っていただきありがとうございました。穏やかに送ってやることができました。ちゃっぴはわたしたちのもとを離れたけどわたしたちの心はこれからもちゃっぴとともにあります。天国でまりちゃんにも会えたでしょうか。自由に動けるようになって2人で野山を駆け回っているかもしれませんね。いつか時間ができたら絵本を作ってみたいです。
Posted by ミチル at 2010年01月27日 09:26
ミカママちゃん♪いつもちゃっぴとわたしたちを応援してくれてありがとうございました。そう遠くないいつかは、お別れの日を迎えると覚悟はしてたけど、ちゃっぴは一昨日までだいぶ衰えたとは言え、昨日行ってしまうとは思ってもなくて今から思うと穏やかな最後ともうひとつ、わたしたちを長く悲しませないという孝行をしてくれたのだと思います。今王さまが菩提寺に連れて行きました。行く前にみんなでお別れしたらめぐが一番長くちゃっぴを見てた。めぐもありがとうと言ったのかな。今までちゃっぴほどよれよれになりながらもこんなに長く頑張った子はいなかったよ。犬の力って、命の力ってすごいんだなとちゃっぴを見てて思った。アトムもまだまだがんばれるよ!
Posted by ミチル at 2010年01月27日 09:39
ミチルさん、ちゃっぴ、お疲れさま。
ちゃっぴ今頃は身軽になって大好きな山の中駆け回ってるよ。
Posted by あずき at 2010年01月27日 10:03
アズキ〜ヌ♪ありがとう。三浦にも多頭飼いのよき若草姉妹がいるからはなちゃんのこと、はなちゃんの最後の時のアズキ〜ヌの冷静な対応を思い出したりしていました。わたしもおかげさまで取り乱すことなく平常通りの振る舞いでちゃっぴを送ってやれました。ちゃっぴは今ごろ嬉しいさたろにしつこくされて逃げ回っているかな。見送ってやれて良かったです。わたしが死んじゃえば見送ってやることも出来なかったものね。
Posted by ミチル at 2010年01月27日 10:26
ミチルちゃん、度々、すいません。
めぐちゃんが、いつまでも見送ってたなんて、ほんとさみしかったんだね。
犬同士は、たとえ確執があったとしても、深い絆で結ばれているんだね。
いつもいる子がいなくなると、本当にさみしくなるけど、少しでもじっとさせてくれない子達が、またいろいろやらかしてくれるから、ちゃっぴの魂がミチルちゃんに寄り添って、お手伝いしてくれると思います♪
昨日も今日も寒いから、皆さん、体には十分に気をつけてね*
Posted by ミカママ at 2010年01月27日 11:31
ミカママちゃん♪いえいえ!たびたび来ていただけて本当に嬉しいよ♪♪今ちょうど王さまからメールでちゃっぴ菩提寺に着いたそうです。ここには数え切れないほどのうちの子たちが眠ってるからちゃっぴも寂しくないだろうと思います。出るときみんなにお別れさせたら一番古い付き合いのはずのユリよりも、めぐが張り付いてなかなか離れませんでした。びっくりしちゃった。めぐは子供の時ちゃっぴが教育係だったからありがとうと言ってたのなら嬉しい。銀花もいつもちゃっぴにくっついてたから寂しいだろうな。動物たちは本当に純真だよね。今工房に来たんだけどちゃっぴの声が聞こえて来そうな気がする。やっぱり寂しいね。わたしは元気だから安心してね!ありがとう!
Posted by ミチル at 2010年01月27日 11:49
この頃、ここへ来る時は、いつも、もしやと思っていました。ちゃっぴとのお別れが近いと思ってたから。ちゃっぴ長生きしたね。だから、静かに逝けたんだ。身体が若いとどうしても苦しむから。
私はワンを送るのは初めてで、ペットロスになりかけてすごく苦しかったけれど、ミチルさんは経験から、動物の生と死を自然なものとして静かに受け入れられるから、安心です。
ちゃっぴ、最高に幸せだったね。
ちゃっぴ、身体はなくなっても、魂はいつもみんなと一緒だね。
Posted by けいこ at 2010年01月27日 12:08
けいこちゃん♪ずっとちゃっぴとわたしを応援し見守っていただきありがとうございました。昨日が旅立ちの日になるなんて、そろそろかなぁとは思ってたけどわからないようにしてくれて、ちゃっぴは静かに旅立ちました。本当に一分一秒衰えて行き、まるで花がしおれるみたいにそうっと行きました。寂しいけどこれで責任を果たせたような気持ちです。わたしたち人間は数え切れないほどの生き物を食べるため、遊びのため殺戮して来てわたしたちの悲しみはそのせめてもの罪滅ぼしだと思うのです。だから耐えます。ちゃっぴは今ごろ自由になった手足できっと、ちゃっぴのことが大好きだったさたろにしつこくされて逃げ回っているのではないかと。生まれ変わったらわたしが犬になってちゃっぴが拾ってくれるかな。
Posted by ミチル at 2010年01月27日 12:28
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