ゆきこさんが死なせてはなるものか、という一途な思いだけで
助けたダイちゃんの命、そしてその命を、ゆきこさんは
夢をあきらめないこと、尋常ではないご努力で、さらに
輝かせてあげた。春さんが梅太郎を救い出した経緯とだぶって
家族と見たので涙をこらえるのに必死だった。そして決して
あきらめなかったゆきこさんの姿に、わたしも背中を押して
もらったような気がした。ゆきこさんとダイちゃんにありがとうと
言いたい。そしてこの、二人の物語を春さんにも見せたかったな。
今日は王さまが行かないでわたしがスイミングへ送った。
いつものようにおじさまのお肉屋さんに寄ったけど、早々と
カーテンがしまっていた。すぐ近くのおじさまのお宅へ寄って、
昨夜作った大根の煮物と昆布の煮物を置いてきた。おじさまは
男だからそういうそぶりは見せないけど、春さんを失って
一番こたえているのは本当はおじさまだと思う。わたしたちの
顔を見てもしょうがないのだけど、毎週木曜日はおじさまの
お肉屋さんへ寄るようにしている。それから馬たちに会いに行った。
馬たちはお食事中。ワインのプラスチック製の、大きなワイン樽を
横半分に切った大きな飼い葉桶にはおいしそうな牧草と、おから、
麦、ふすまが入っている。寒くて馬たちの鼻息が煙を吹いて
いるように白い。


梅太郎も音二郎もお食事中。音二郎の方はもう食べ終えたかな。
お食事真っ最中の梅太郎、それなのにいつになくおだやか。
普段なら食事中は近寄ったら、絶対怒るくせに。持って行った
にんじんをふたりに食べさせた。

梅太郎は後方が気になるのか振り向いてばかりいる。ぐるっと
まわってみたけど別に何もない。ねずみでも出たのかな??
こんな間近で、なでなでして、にんじんをあげるわたしの手を、
気遣いしてそうっと受け取る。銀花より、良い子じゃ〜ん!!


おまけの写真
今年はどうしようか迷ったけどお雛様を出した。これ。

そしてこれは、棚の上ブースで、あまりにおかしいかっこで
寝てる猫たちの写真を写そうと、棚に足をかけたとたん、
落っこちたわたしをびっくりして見下ろす猫ども(爆笑)

くそ〜〜〜!!
どっかでずっこけたりしても思いのほか怪我はなく
強靭!!と思っていたのだが、考えたらそれだけ
回数が多いってにぶいってことなんだと、今日
気がついてしまいました(笑)
老化現象が平等とは限りませんよ〜www