ムシムシ。昨日よりは少しましだけど。
野の子は大荷物に傘をさして
6時55分に出発。犬たちの散歩に
出たら母から電話、東京は晴れ間が
見えてきたそう。雨の中傘差して
うろうろするのはイヤだから
良かったね♪
小雨の山の道は霧が立ち込めて
見通しが悪いけど、犬たちを連れ出す。

今日もトラックがいっぱい、すれ違った
リニアの人が犬たちと待機してると
すみませんと頭を下げて行く。
どうしようか迷ったけど銀花も
連れ出し今日も野原で草を食べて
早々に帰って来た。

泥だらけの犬たちがそのまま上がる
部屋を掃除しひと息ついた王さまが
またしても唐突と、「さ、行くぞ」
だって、今日仕事じゃないの?
と聞くと、5週目だから休みにした、
と言う。で、どこ行くんですか。
ちょっと、スペインの王宮へ♪


うっそ〜!実はここ↓

千葉にある、川村記念美術館
http://kawamura-museum.dic.co.jp/
どこかで知り、王さまの中では
温めたいたらしいがわたしは
都留のホームセンターくらいかと
思ったからびっくりしたけど、
こういう機会でもないとなかなか
遠出できないからじゃあ、行こう♪
王さまもわたしもコーネルは最も好きな
作家だ。ジョセフ・コーネル
http://en.wikipedia.org/wiki/Joseph_Cornell
とくに王さまはコーネルが
日本で評価され始めたころからの
ファンでその昔、雅陶堂で作品を
実際に、動かして見せてもらった
こともあるそうだ。家には入手困難の
画集も何冊かあったのだが
土砂崩れで喪失してしまった。
非常に個人的な作品が多いせいか
詩人や劇作家などの評価は高いのに
美術家にはあまり知られてないように
思う。しかし、展示には作品の
横に詩人による詩が書かれており、
なんだか説明的でいやらしく感じた。
ない方がずっと良い。
川村美術館は大手のインク会社?の
美術館。良い作品がたくさんあって
びっくりした。中でもわたしは
マークロスコの作品群には息が止まり
心臓がばくばくした。しかし、ここまで
ぎりぎりに心をゆすられる作品も、
作者が自殺したとの王さまの
説明に心底がっくり。。。
60〜70年代の現代美術は
王さまはめちゃくちゃ詳しいので
ヘッドホンより面白い解説付きで
のんびり回る。館内の撮影は
できないが、入口にあった
フランクステラの立体作品↓

いや〜、良かったなー。久しぶりに
美術館に行ってみるのも良いものだ。
大きな企業が利益の還元にこういう
美術館をあっちこっちに作って
くれたらいいのに。何より
心の栄養、気持ちが豊かになれる。
もう少し近かったらしょっちゅう
行きたい場所だった。最初の写真の
ように庭もまるで公園。なつこい
ダチョウの他に白鳥もたくさんいた。
明るいうちに帰宅。4枚も敷いて
行ったペットシーツからてんちゃんの
ちっこはわざわざはみ出て、
残りのペットシーツは下手人の手に
(口に・笑)より、びりんびりんに
破かれ床に散乱!でもお前たちが
健康で元気だから遠出もできるよ、
お留守番ありがとうね!

