昨日は春の嵐で夜半まで雨を伴った突風が吹き荒れていた。
うちは犬も猫も室内飼いだし、コケッコーズ達も夕方には
部屋に入れるから、外にいる動物たちのことでハラハラ
気をもむことはないのだが、そんななか、やっぱりかわいそうな
ロバの銀花。小屋の扉を閉めようかと何度も思ったが、そうなると
急傾斜の狭い小屋に閉じ込めることになるし、結局扉は
しめず、いつものように毛布のカーテンだけで出入り自由に
しておいた。今朝起きると、昨日のうちに、漬物用の重しを
乗せておいたコケッコーズ達の運動場の屋根は無事、
銀花の柵内も、牧草を入れていたポリ袋が一枚
隅っこの方に落ちていた以外、何事もなかった。
まだ小雨の中、犬たちの散歩に行って、どうしようか迷ったけど
銀花も連れ出した。
先日工事をしていて、近くまで行ったところ。今日は休工で
人がいなかったので、すぐそばまで行って銀花によく見せた。

帰宅すると同時に、続々と子供たちが集まってくる。
今日はいつもの仲良しメンバーが6人勢ぞろい。こちらの家は
せまく、子供たちもでかくなり、親の方は居場所がない。
犬たちも慣れているし、家の方は任せて先日頼んであった
牧草が届いているのでおじさまの厩へでかけた。木曜は
小さな車で行ったので積んで来れなかった。
音二郎、今日はニンジン持って来なかったの、ごめんね。
なぜ、うちの家族はこうしてしつこいのだろう?(笑)

音二郎をかまっていると、お向かいのおばちゃんがいらした。
馬たちの夕御飯をあげてくださっている。春さんもおばさんが
ここまでやってくださるとは思ってもいなかったのでは
ないだろうか。今回のことで一番感謝しなくてはいけないのは
馬喰のおじさまと、この、お向かいのおばちゃまだとわたしは
思う。放牧場の方の馬たち、梅太郎ともう一頭、木曽馬の子供に
ご飯をあげてきてくださったそうで、通りかかったらうちの
車があったので寄ってくださったそうだ。音二郎はもう
ご飯をもらっていた。そうしたら、わたしがおいておいた
櫛をおばちゃまが持っているという。梅太郎に雅子ちゃんが
してたみたいに、少しでも触ってやりたいからと、首のところだけ
かいてやっているという。おばちゃまがそこまでしてくださって
いること、そして梅太郎がおばちゃまにかかせていること、
二重にわたしは驚いた。櫛はおばちゃまにあげることにして、
またおいて帰った。音二郎もごしごししてやった。あまり抜け毛は
なかったけどきれいになったでしょ。

それにしても、同じくらいの大きさとはいえ、ロバとは
あまりに違うポニーの体系。背中もどっしり、お尻もどっしり、
力強い足、どこもかしこもさわるとぱっつんぱっつんだ。
それから放牧場へまわり梅太郎に会ってきた。ご飯の最中
だったけど、様子を見て、以前のように目を向いて怒るような
ことはほとんどなくなったので、中に入ってご〜しごし♪


しかし、こうして写真を見るとやっぱり腰が引けてるなー。
春さんがこの写真見たら絶対、大爆笑だなー。
今日は何となくお汁粉を作ったのででっかいタッパーに入れて
おじさまのお肉屋さんへまわった。わたしは前のスーパーで
はらぺこ怪獣6匹分の買い物があったので、王さまが先に行っていた。
ちゃっかりと裏口から入れてもらってストーブなどはさんで、
歓談している。当初、おじさまのところ通いも何とか馬たちのことで
話をうまくつなげたい、という気持ちあったが、今は純粋に
おじさまがどれほど大変か、お気の毒でたまらない。何しろわたしの
父と同じ80歳である。そんなおじいちゃんに馬たちのお世話を
すっかりお任せするって。。。それにやっぱり梅太郎は、
わたしたちも一緒に助けた気持ちがあるので、お世話になってる
ありがたさは感謝してもしきれないほどある。毎週通っているうち
通じる部分もあり、馬たちに関してもちょっと良い方向へ向いて
きたかな、という感じ。
3人でおしゃべりをしていたらあっという間に夕方。まだ
明るいけどおいとまする。帰宅するとし〜んとしている。
全員(含む・男子2名)が居間で、なんと、ビーズで何か
作っていた(笑)駐車場から大荷物を運ぶ手伝いをさせ、
おじさまから子供たちに、といただいたモツの鉄板焼き大皿2枚、
焼きそば4パックをあっという間に完食。。。10時過ぎまで
騒いでいた。ああ、うちは動物がいなくても隣家とくっついた
生活は絶対、無理だなー。