あちらの家の工房に私の本だけで2台の大きな本棚が
いっぱいだった。長年読みふけった本いろいろ。あれこれ
広くは、手も頭も回らないので好きなものだけ読んでいた。
学生時代夢中になったのムツゴロウさん、
ずっと好きな賢治は全集が二揃い、研究書もかなりある。
一時熱中した原始仏教、気分をかえて井上ひさし、
それから大好きな内田百間の全集、ここ10年熱中してる
初期キリスト教とグノーシスの研究書、さらに、
紀元前後の古典文学、織の本、編み物の本、動物の本、
妖精の本、その他いっぱい・・・それを長年の夢でも
あった、「図書館みたいに分別して、いつでも必要な
本がさっと取れるように並べ」てあったのだ。
この関係の本ならココ!みたいに。それが一瞬にして
ぐっちゃぐちゃ。。。泥をかぶって泣く泣く捨てた
貴重な本も何冊もあった。なので、もう、すっかりやる気も
失せて本はしばったまま、幸ちゃんが緑色に塗って
設置してくれた本棚に突っ込んであったのだった。
元通りには戻らないけど、大雑把に分けて本棚に
並べていった。作業しながらふと、夢がかなうのが
早すぎたんだなと思ったら、なんだかおかしくなった。
足場が広くなったので幸ちゃんが棚を作ってくれた。
そうしなくてはどうしたって毛糸の山が片付くところがない。
ケースはあちらの工房にカヤネズミが住み着いたために
入れたので、かせになってるまとまった糸はみんな
ケースから出して袋に入れた。それで

毛糸が乗ってる棚の下が本棚になっている。かなりすっきり
して、床が見えてきた。
しかし・・・

まだまだ反対側の棚コーナーは山積み。壁際の大きな
深緑の箱はダイの大きなマンション。早くここに引っ越し
させてやらなくちゃなー。

夕方また雷雨で、今日も忙しい、ダイの首(笑)
ぼちぼち大きなトラックが通り始めた。いつもは
朝と夕方なのに今日は一日何台も通る。犬たちの散歩も
ちょっと、怖い。でもこの道しか歩ける道がない。

トラックの音に前後、耳をすませて音が聞こえてきたら
すばやくめぐを呼んで、ハーネスをおさえる。ゆりと
イチゴは最近フリーにしてやれないがしかたない。
空がごろごろ鳴り出したらちょっとだけ銀花が
甘えた。おや、珍しい!

このあと正面にしゃがんでぼろをとっていたら
背中にのしかかろうとしやがった。おんぶ・・・
できませんから!背負い投げ・・・したい!(爆笑)