何とか地面が見えるように雪かきしました。銀花は私が雪かきしてると最初は
大きなシャベルを振り回してるから怖いのか出てきませんでしたがそのうち
とことこ出てきて邪魔ばかりしてました。それが雪かきしたところだけ歩いて
いるので笑っちゃいました。
夕方になればがちがちに凍ってしまうので雪がふわふわのうちに
少し裏庭を歩かせました。木の周りは積もっていないので銀花は
そこに生えてる草を食べるのに夢中。今日も笹を取ってきて
少し入れてやりました。道の方でききなれない除雪車の大きな音が
すると耳を立てて立ち止まっていました。

スティーブンソン(ジキルとハイドとか書いたイギリスの昔の作家)の
「旅は驢馬をつれて」という本を読みました。初めて読む作家ですが
<驢馬>にひかれて読んでみたんですけど徒歩の旅行記でこれと言って
驢馬に関する面白いところはなくて驢馬にたくさん荷物を背負わせて
後ろから針のついた棒で血が流れるまでお尻をつついて早く歩かせていたり
最後はあっけなく売ってしまって帰国するあたり、しょんぼり立ってる
驢馬の姿が浮かんできて<私は泣いた>と書いてあったことを差し引いても
驢馬がかわいそうになってしまいました。うちの銀花はおそらく私たち
よりも長生きすると思うのですが娘にしっかり世話をするよう、嫁に
行く時も驢馬を飼っても良いという人を選ぶよう、しっかり手は
打ってあります(笑)。